河内長野少年軟式野球連盟、 大阪府少年軟式野球協会河内長野支部主催の第8回河内長野杯少年軟式野球中学生大会は3日に寺ヶ池野球場で決勝があり、 地元のクラブチーム 「和歌山Ⅲ (スリー) アローズ」 が羽曳野少年野球団Aを2―1で破って見事初優勝を飾った。
 大会には大阪府内を中心に兵庫県、 和歌山県から34チームが参加し、 9月1日からトーナメントで激突。 スリーアローズは初戦の2回戦で野田ファイターズを3―0、 3回戦でオール平野Aを5―4、 準々決勝で東淀川ブラックジャガーズを3―1で破り、 準決勝は不戦勝だった。
 2回戦は嶋西、 野尻の適時二塁打などで得点し、 3回戦は濱の適時打、 楠井の2点二塁打、 楠岡の適時二塁打などで着実に加点。 準々決勝は濱の2点二塁打などでリードを奪い、 決勝は福山の右前適時打が決勝打となって試合を決めた。 4試合ともエース・楠岡が完投。 楠岡は投打にわたり大活躍した。
 3年生にとっては最後の大会で、 スリーアローズは有終の美を飾った。 エース・楠岡が最優秀賞、 決勝千金打の福山が優秀賞を受賞。 濵﨑正人監督は 「いい形で終われてよかった。 3年生はこれをはずみに、 高校でも頑張ってほしい」 とたたえていた。