日高地方中学生軟式野球選抜チーム、 日高オールスターズの第11期生選手選考会が20日、 みなべ町の千里ヶ丘球場で開かれ、 新メンバー20人が決まった。 軟式野球のレベル向上と選手、 指導者同士の交流、 人間育成などを目的に11回目のチーム結成。 塩路秀喜監督 (印南中) が初めて指揮をとり、 来年夏に横浜スタジアムで開催される全国大会への2年連続出場を最大目標に11月下旬から練習に打ち込んでいく。
 選考会には郡市内の各中学校野球部に所属する2年生39人が参加。 選考委員はスタッフが務め、 遠投、 ベースランニング、 打撃、 守備などの審査を経て10期生と同じく20人が選ばれた。
 選抜チームは平成14年秋に初結成。 1年目に全国出場、 2年目に全国3位と好成績をおさめ、 8年ぶりに全国出場を果たした今夏の10期生も大舞台で3位と大活躍した。
 新メンバーはユニホームがそろったあと、 11月22日午後7時からみなべ町生涯学習センターで結団式を行い、 同25日に大成中学校グラウンドで初練習。 以降は、 毎週日曜日を中心に合同練習に取り組む。 最大の目標は来年8月に横浜スタジアムで開催される、 「浜の甲子園」 とも呼ばれる第30回全日本少年軟式野球大会出場。 目標を達成するためには日高地方、 県、 近畿の各予選を勝ち抜かなければならない。
 塩路新監督は 「走力と守備力を重点に選手を選んだ」 と選考理由を説明したうえで、 新メンバーには 「これからレベルアップしていかなければ横浜は夢のまた夢だと思うので、 10期生に近づけるようにチーム内で競争して頑張っていってほしい」 と期待を込めた。
 スタッフは各中学校教諭らがボランティアで担当する。 第11期生のメンバーは次の皆さん (ポジションは各選手の第1希望)。
 山﨑頼樹 (名田) 投手▽矢野嗣恩 (名田) 投手▽佐々木悠喜 (大成) 遊撃手▽清長亮太 (大成) 捕手▽笹野友貴 (大成) 投手▽玉置佳祐 (大成) 投手▽三尾哲太 (南部) 投手▽小谷啓介 (南部) 外野手▽伊藤祐太朗 (南部) 二塁手▽寺前昂大 (南部)外野手▽中村光(松洋)投手▽志賀皓太(松洋)捕手▽若野泰成(松洋)投手▽井原遼(松洋)遊撃手▽川口真史(稲原)外野手▽岩﨑弘将(御坊)三塁手▽田中綜馬(御坊)捕手▽熊代至(日高)投手▽大谷真生(日高)捕手▽中村圭汰(日高)二塁手