秋の中学生アスリートの祭典、 第43回ジュニアオリンピック陸上競技大会（26～28日、神奈川県・日産スタジアム）に出場する県代表選手が決まった。男子14、女子16の計30選手。日高地方からは県内で唯一、参加標準記録を突破した山澤優君（日高中３年）と、和歌山陸上競技協会推薦の男女５選手で、それぞれ大舞台での活躍へ闘志を燃やしている。
日本陸上競技連盟主催の大会で、 全国の中学生トップアスリートが集結。 ３区分 （Ａ＝３年、 Ｂ＝２年、 Ｃ＝１年） と共通種目があり、 男女とも17種目で熱戦が展開される。 出場資格は各種目の参加標準記録を突破、 または各都道府県から推薦を受けた選手。 県勢の男子14人、 女子16人の中では山澤君のみが標準記録を突破しての出場となった。
日高地方の残りの５選手は、 沖見史哉君 （南部中２年）、 青木奎斗君 （湯川中２年）、 桑原翠さん （松洋中２年）、 西本朱里さん （切目中２年）、 酒井梨々華さん （大成中３年）。 山澤君を含めて６人全員が初出場。 それぞれ出場種目、 自己ベスト記録、 大会へ向けての抱負は次の通り。
沖見君
沖見君 Ｂ１５００㍍。４分18秒27。「決勝進出、上位入賞と、４分10秒を切ることが目標」
青木君
青木君 Ｂ砲丸投げ。 12㍍96。 「上位８位以上の入賞を目指し、 14㍍超えを目標に頑張る」
山澤君
山澤君 ＡＢＣ共通円盤投げ。 37㍍13。 「自己ベストを更新し、 決勝進出、 ベスト８以上を目指したい」
桑原さん
桑原さん Ｂ１００㍍ハードル。 15秒43。 「14秒台で走り、 決勝に行きたい。 大舞台を楽しみたい」
西本さん
西本さん Ｂ砲丸投げ。 ９㍍62。 「自己ベスト更新の10㍍を目標に、 全力を出し切りたい」
酒井さん
酒井さん ＡＢＣ共通円盤投げ。 30㍍29。 「32㍍投げて決勝に行きたい。 練習の成果を出し切りたい」
