小学生サッカーのU―12 (12歳以下) 県トレセン選考会がこのほど上富田町で開かれ、 日高地方から諸田響 (サザンクロス、 切目6年)、 松本修造 (御坊キックマン、 御坊6年)、 土井翔太郎 (エストラッサ湯川、 志賀6年) の3選手が選出された。 28日から始まる関西トレセンリーグに県代表として参加する。
 最終選考には県内8ブロックから約60人が参加。 試合形式で一人一人の動きをチェックし、 フィールド27人、 キーパー3人の計30人を選出した。
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諸田君
 諸田君は167㌢の恵まれた体格と身体能力の高いセンターバックで、 1対1の強さが高評価。 足元の技術や前線への正確なパスも武器で、 「関西リーグでは体で相手を止めたい。 もっと上を目指して頑張っていきたい」 と闘志を燃やしている。
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松本君
 松本君もセンターバックだが、 MFなどどのポジションでもこなせる器用さと、 読みのよさに定評がある。 奪ったボールを攻撃につなげる正確なパスが出せるのも魅力で、 「県代表ではDFとして相手の攻撃の芽を摘み、 いいパスを出したい」 とこぶしを握る。
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土井君
 FWの土井君は、 剣道から転身し、 ことし8月からサッカーを始めたばかりだが、 抜群の身体能力と中学生レベルのパワーで代表入り。 どこからでもシュートが打てる点取り屋で 「チームメートの分まで頑張って、 得点を決めたい」 と張り切っている。
 3選手は関西トレセンリーグに出場し、 関西代表入りして年末の関西ナショナルトレセン参加を目指していく。 日高ブロック技術委員長の上山勝士さん (サザンクロス) は 「3選手とも能力が高い。 ナショナルトレセンまで残れるよう力を発揮してほしい」 とエールを送っている。