日本最大のパッチワークキルトの祭典、 第20回インターナショナル・キルトウィーク横浜2012の作品コンテスト (実行委員会主催) で、 日高町志賀の北垣信江さん (64) の作品が、和キルト部門で最高位の部門賞に選ばれた。
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部門賞に輝いた「おはよう朝顔」
 コンテストには日本をはじめ、 韓国や欧米、 南アフリカなど世界各国の愛好者が出展。 和キルト部門は 「日本」 がテーマで、 北垣さんの作品は 「おはよう朝顔」。 縦横50㌢のサイズで、 着物地の絹を中心に一部木綿を使い、 紫やピンクなど色とりどりのアサガオで朝を表現。 複雑な刺しゅうをあしらったり、 レースを使用するなどでアクセントをつけ、 ビーズで朝日の輝きを表し、 爽やかさと深みのある作品に仕上がっている。
 北垣さんはパッチワークを始めて3年目。 昨年は初出展ながら協賛企業による 「パッチワーク通信社賞」 を受賞、 ことしは見事にランクアップを果たした。今回の入賞には「2年連続で入賞できるとは思いませんでした。 作品は魂を込めて制作しています。 趣味のキルトと陶芸で、 いい人生を送らせていただいています」と笑顔で話している。
 作品は11月8日から10日まで横浜市のパシフィコ横浜で開かれる祭典で展示されるほか、 パッチワーク倶楽部94号 (来年1月22日発売) に掲載される。