市議会は7日から開会し、 柏木征夫市長が上程9議案の提案理由を説明した。
 うち物品の購入については、 市消防への高規格救急自動車配備に向けた業者落札に同意を求める議案。 少しでも早く仮契約から本契約に切り替えて配備を進めようとこの日のうちに審議し、 満場一致で同意した。 市消防によると、 平成6年度に買った普通救急自動車の更新で、 一層救急救命設備が充実した高規格救急自動車を購入することにした。 納車はことし12月中。 高規格は市消防では3台目。 普段は2台態勢を取り、 残り1台は大災害時など非常用となる。 落札業者は兵庫県神戸市の日本船舶薬品㈱神戸支店 (清水衛支店長) で、 落札額は3096万4500円。 議案質疑では楠本文郎議員から入札方法で質問があり、 執行部が 「3社の指名競争入札で、 落札率は98・3%。 最低価格だった」 と答弁した。
 ほかの8議案については、 従来通り委員会審査を経て20日の議会最終日に審議される。