日清食品カップ第28回全国小学生陸上競技交流大会は25日に神奈川県の日産スタジアムで開かれ、5年生男子100㍍で中島大輔君(GOBOクラブ、川辺西小5年)が7位入賞と健闘した。
 中島君は予選で13秒42の自己ベストをマーク。準決勝は3組中の2組でトップとなる13秒56の快走を見せ、決勝は13秒79だった。これまでのベストタイムは6月の県予選でたたき出した13秒64で、この日は3走のうち2回で自身の最高タイムを上回った。
 全国大会は初出場。スタート前は「緊張した」というが、ピストル音が鳴り響くと練習通りの力を発揮し、目標にしていた決勝進出まで突っ走った。決勝で準決勝までのタイムをマークできていればさらに上位に入れただけに「準決勝で勝った選手に決勝で負けたのが少し悔しい。また来年、今回の成績以上を目標に挑戦したいです」と話し、一層の飛躍を誓っていた。
 地元からは寺下公貴君(由良AC、由良小6年)と、杉本侑亮君(みなべAC、岩代小6年)も出場。寺下君は6年生男子100㍍で予選を12秒56で通過したが、準決勝は12秒59のタイムで決勝進出を逃した。杉本君は走り高跳びで自己ベストの130㌢を記録したものの、入賞はならなかった。