文部科学省は27日、 平成24年度学校基本調査速報を公表した。 県内は幼稚園が106園で前年度より5園減、 小学校が278校で8校減、 中学校が138校で2校減。 高校 (全日制・定時制) は51校で、 1校増加。 23年度の小学校の不登校児童数は221人で前年度より46人増え、 15人増となった18年度以来、 5年ぶりに増加。 中学校は23年度が858人で、 前年度より25人減少した。
 県調査統計課によると、 県内の高校は24年度で公立43、 私立8の51校となり、 前年度より1校増は県立青陵高校と県立陵雲高校が統合してきのくに青雲高校が誕生し、 元の2校も本年度は存続しているため。
 病気以外の心理的・身体的な不調や社会的背景を理由に30日以上欠席した児童・生徒の 「不登校」 については、 23年度の小学校は病気や家庭の経済事情などを理由とする全体の長期欠席者に占める割合が43・6%、 在学者全体に占める割合が0・41%で、 いずれも全国平均を上回っている。