印南町羽六地内の切目川で13日朝、オオウナギが発見された。「捕獲大作戦」と題し、8日から捕獲を呼びかけていた「切目川オオウナギ捕獲プロジェクトチーム(中田稔代表)」のメンバーが捕まえ、紀伊水道側で最北の発見となった。
 見つかったオオウナギは体長42・5㌢。羽六地内の切目川の支流で捕獲され、県立自然博物館の学芸員が確認したところ、背びれの始まりが通常のウナギより頭部に近かったり、太さの割りに短いなどオオウナギの条件にほとんど当てはまった。作戦開始5日目の発見に中田代表は「こんなに早く見つかるとは思わなかった。紀伊水道最北の発見に加え、切目川の水がきれいなことも確認できた」と話し、「まだまだ作戦は継続させ、今後はさらに大きいサイズ、また羽六より上流での発見を目指したい」と意気込み、引き続き捕獲を呼びかけている。連絡先は事務局℡45―0834、携帯090―8574―1579まで。