県高校ホッケー選手権大会が6、 7の両日、 日高町のマツゲンスポーツグラウンドで開かれ、 女子の部で紀央館が2年ぶり8回目の優勝を飾った。 紀央館女子は高校生代表として県ホッケー選手権大会 (9月2日、 紀美野町スポーツ公園) に出場する。
 男女とも4チームが参加し、 トーナメントで熱戦を展開。 紀央館女子は初戦で和歌山商に3―0で快勝、 決勝は箕島を2―0で破り、 2試合連続完封勝ちを決めた。 初戦は前半に杉本がセットプレーから2得点、 後半に宮井が速攻からキーパーをかわしてだめ押しのゴールを奪った。 決勝は前半、 大家瑞希がキーパーが飛び出してくるところを見逃さず巧みなループシュート。 後半は大家瑞穂がゴール前に持ち込み、 宮井が押し込む形で追加点をマークした。
 紀央館女子はこれで、 昨年の新人大会から県高校体育連盟主催公式戦3大会すべて優勝を達成。 喜多英登監督は 「新チームになってから3大会全部勝ちにいこうと目標を掲げ、 それを実現できたので本当に素晴らしい。 次の県選手権には社会人チームも出場するが、 優勝を目指したい」 と笑顔で話していた。
 男子の部の紀央館は初戦で田辺に1―2で敗退。 3位決定戦は海南・耐久を11―1で退けた。 県選手権大会は高校生、 大学生、 社会人が参加し、 県ナンバー1を決定する。 紀央館女子メンバーは次の皆さん。
 畑中宏之 (責任者)、 喜多英登 (監督)、 中本紗有美 (コーチ)、 鳥居千晴、 杉本瑞季、 森みどり、 奥村亜佳音、 樫合綾、 古田華奈、 大家瑞希、 大畑瑞季、 大家瑞穂、 池田育恵、 白井優佳、 佐伊吹、 宮井真実、 山本菜々美、 杉浦栞、 磯嵜茜、 廣原夏美、 成川眞祐、 杉谷伊織、 川上莉奈、 堂岡莉帆菜、 畑村亜澄、 龍田祥子、 堀本里奈、 阪本清楓