御坊署は3日、 6月の野島海岸でのサーファー水難事故などを受けて楠井海岸で初めてとなるサーファー向けの啓発活動を行った。
 県水上安全協会 (林信孝専務理事)、 御坊サーフィンクラブ自然を守る会 (見﨑秀樹代表)、 市消防ら30人も協力。 この日は数人のサーファーが波乗りを楽しんでおり、 署員やメンバーらが 「水難事故に注意してください」 と呼びかけながらサーフィンや水上バイク、 ダイビングなどをする際の注意事項と津波避難の心得などが書かれたチラシを配布した。 また御坊サーフィンクラブのメンバーらを対象に市消防が心肺蘇生法を指導。 「海によく行かれる皆さんは、 心肺蘇生法が必要になる場面に遭遇する可能性が高いので、 勇気を持ってできるだけ早く対応するようにしてください」 と呼びかけた。
 管内での水難事故はことしに入って6月のサーファーのほか、 7月に野島の海岸、 日高川と合計3件発生している。