地方自治体の財源不足を補う平成24年度の地方交付税(普通交付税)の配分先と金額が決定した。和歌山県は、県に前年度比1・3%増の1648億7408万1000円、30市町村に0・3%減の総額1096億9359万9000円が配分される。
 県分は、普通交付税とは別に臨時財政対策債発行可能額が364億7805万7000円(5・9%減)となっており、両方を合わせた実質的な交付税額は2013億5213万8000円(0・1%減)。同様に市町村分は、臨時財政対策債発行可能額が196億1796万円(2・1%増)で、実質的交付税額は1293億1155万9000円となる。
 日高地方の各市町普通交付税額は次の通り(カッコ内前年度比)。
 御坊市=25億8919万8000円(4・3%減)▽美浜町=13億7775万4000円(2・5%減)▽日高町=14億8910万5000円(6%減)▽由良町=12億1372万円(5・2%減)▽印南町=19億80万1000円(4・3%減)▽みなべ町=35億7551万8000円(1・6%減)▽日高川町=45億7582万9000円(0・5%減)