第17回県下ジュニア新体操選手権大会が県立体育館で開かれ、 団体の部でみなべ新体操クラブが優勝を飾った。 個人種目でも上位を独占し、 中学生の部で田中冴選手 (清川中3年)、 小学生の部で平百々選手 (南部小6年) がそれぞれ優勝した。 団体と上位に入賞した個人6選手が9月1・2日に京都府で開催される近畿大会に出場する。 同時開催で開かれた県中学校総体新体操の部でも同クラブの林和悠選手 (南部中3年) が優勝するなど大活躍した。
 大会には小学5年生から中学3年生まで出場。 種目はフープとボールで、 個人では中学生と小学生の部に分かれて競った。 同クラブからは、 中学生の部で田中選手が優勝、 2位に林選手、 3位に小竹史花選手 (印南3年)、 4位に安井美織選手 (上南部3年)、 5位に大西絵麻選手 (美浜町・松洋中1年) が入った。 小学生の部でも平選手が優勝した。 近畿大会には小学生の部と中学生の部合わせて上位10選手が近畿大会に出場することができるが、 同クラブから出場した6選手が出場権を獲得した。 団体でも他チームを圧倒し、 高得点をたたき出した。 中学生の部で優勝した田中選手は 「優勝できてうれしいが、 少しミスがあったのが悔しい。 近畿大会ではノーミスで、 自分で満足できる演技を披露したい」 と抱負を語っている。 近畿大会には2府4県から出場。 予選はフープとボール、 決勝はクラブとリボン。 上位が全国大会の出場権を獲得する。
 同時に県中学校総体新体操 (中体連主催) の部も開かれ、 同クラブの林選手が優勝、 田中選手が2位、 小竹選手が3位に入り、 上位を独占する活躍をみせた。 3選手は8月6日に大阪で開かれる近畿大会に出場する。 玉井和代監督は 「県大会では小さなミスはあったが、 練習時間が少ない中で選手がよく頑張った。 近畿大会では目標にしてきた全国大会に行けるように頑張りたい」 と話している。 みなべ新体操クラブの団体メンバーは次の皆さん。
 ▽田中冴、 林和悠、 小竹史花、 安井美織、 大西絵麻、 平百々