ブルネイ友好促進議員連盟の渡部恒三会長と、 幹事長を務める二階俊博代議士がそろってブルネイ・ダルサラーム国の栄誉勲章を受章することが決まり、 表彰式に出席するため14日から16日まで現地を訪問する。
 この勲章は 「パドゥカ・スリ・ライラ栄誉章」 と呼ばれ、 国内外の軍人・文民で功績のあった人に贈られる。 二階代議士は昭和59年の初当選早々に来日したボルキア国王に謁見し、 さらに平成13年に議員連盟代表として現地訪問、 19年には経済産業大臣として来日した国王に謁見するなど、 両国友好に貢献している。
 今回の滞在中は国王誕生日パレード、 晩さん会への出席、 政府要人との会談なども予定している。
 二階代議士は 「私の政治的な恩師だった江崎真澄元副総理がお亡くなりになる前に 『ブルネイは日本のエネルギー問題で重要な国。 両国の交流が円満に持続するよう頼んでおく』 といわれた。 その教えに基づき、 渡部先生らとともに日本とブルネイの友好親善を図り、 エネルギー問題、 観光振興、 航空路の開設などにも努力を重ねている。 日本人として、 国会議員として国際的に最初の勲章であると聞いており、 光栄に思う」 と話している。