日高地方の御坊市以外の町でも、 夏休みまでに計画停電の可能性がある日は弁当に切り替えることを決め、 保護者に通知を出すなどの動きが出ている。
美浜、 日高、 由良の3町は学校給食の製造を同じ由良町の民間の給食センターに委託しており、 3町の教育委員会は29日までに午前中が計画停電の対象となっている7月2、 10、 19の3日間は弁当とすることを決めた。
印南町は小学校4校、 中学校4校がすべて自校方式となっており、 夏休みまでに午前中の計画停電の可能性があるのは5日間だが、 現時点で教委は 「うちは各校ともガス調理なので、 メニューを変えるなどしてできるだけ給食で乗り切りたい。 どうしてもできない場合は弁当になるかもしれない」 という。
みなべ町は小学校5校、 中学校4校のすべての給食を谷口地内のセンターで作っており、 実質、 停電で影響が出るかもしれないのは19日だけ。 教委は 「その日を弁当にするかどうかも含めて現在は検討中」 としている。
日高川町は小学校9校、 中学校4校がすべて自校方式の給食で、 29日午後に関西電力の説明を受けて対応を決めるという。