保護司や更生保護女性連盟、 薬剤師らでつくる県薬物乱用防止指導員日高地区協議会 (天野孝二会長) は20日、 御坊保健所別館で総会を開き、 若者や子どもへの感染拡大防止に重点を置くことを確認した。
 天野会長はあいさつの中で、 最近は都会で脱法ハーブが社会問題となっていることに触れ、 「頭痛や吐き気で病院に搬送されるケースが増えたり、 交通事故を起こすなど問題が広がっている。 管内ではまだ報告はないが、 いつ入ってくるか分からない。 とくに子どもや若者が手を染めないよう啓発を強化していこう」 と一致団結を求めた。 本年度事業計画では、 この日からスタートした 「ダメ。 ゼッタイ。」 運動や、 麻薬・覚せい剤乱用防止運動 (10・11月) に合わせて街頭啓発を実施するほか、 中高生に対する乱用防止教室を積極的に開いていくことを決めた。