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 食生活改善などで地域の健康づくりに功績があった人・団体の功績をたたえる県食生活改善推進協議会の優良表彰に、 日高地方からは個人で日高川町食生活改善推進協議会副会長の花尻照代さん (67) =日高川町佐井=、 団体で由良町食生活改善推進協議会 (山口三千惠会長) が選ばれ、 21日に和歌山市の県勤労福祉会館で開かれた第34回大会で表彰状が手渡された。
 県内の9個人、3団体が受賞。花尻さんは、昭和62年に旧中津村食生活改善推進協議会会員となって以来25年間にわたり、地域で食を通した健康づくりに尽力している。平成9年度に同協議会会長を務め、日高川町の協議会となった17年度から2年間は中津地区会長に就任。19年度からは全体の副会長を務め、長年の経験を生かしながら率先して活動に取り組んでいる。郡の協議会では理事や書記を歴任した。「仲間と楽しみながらやってきました。私一人じゃなく、グループみんなの受賞。とてもうれしく思います」と話している。
 由良町食生活改善推進協議会は昭和62年に発足。以来、子どもからお年寄りまで幅広い世代の地域の健康推進に貢献している。発足当初から調理実習や手作りおやつの普及、エプロンシアターなどで園児・児童の食育指導を実践。男性や高齢者向けの調理実習も行うなど年代や生活環境に応じた活動も展開している。平成21年度からはヘルスサポーター21事業として中学生を対象に生活習慣病やバランスのいい食事、朝食、たばこの害などをテーマとした講義なども実施している。