仁坂吉伸知事は今月14日から17日まで、 香港とシンガポールを公式訪問し、 観光旅行や特産品など和歌山の魅力をアピール。 関係団体、 企業等を回り、 各方面の関係者にトップセールスを展開した。
 新島雄県議会議長 (香港のみ) と県内の観光・食品事業者も同行、 日高地方からは由良町の中紀バス㈱ (高垣太郎代表)、 日高川町鐘巻のレストランあんちん (石倉忠明代表) が参加した。 香港では仁坂知事が日本向け大手旅行社のEGL社で袁文英社長と会談し、 世界遺産の高野・熊野や温泉、 マグロなど都会では味わえない和歌山の魅力をアピール。 同じビル内の香港日本人倶楽部では県側13社、 香港側37社が参加して商談会が開かれ、 仁坂知事はすべての出展企業ブースを回って地元バイヤーに県内企業の商品等を売り込んだ。
 シンガポールでは高島屋と伊勢丹でフェア開催等について意見交換を行い、 駐シンガポール日本国大使も表敬訪問して和歌山ブランドのPRに協力を要請した。
 仁坂知事は22日の定例会見で今回の訪問を振り返り、 「香港でもシンガポールでも 『体験観光が魅力だ』 という話を聞いた。 それならば和歌山はダントツに進んでおり、 いろいろとセールス、 プロモーションを行った。 今後も職員や事業者の皆さんが継続的に訪問し、 せっかく盛り上がった話を消さないようにしていきたい」 と話した。