世界一高いタワーとしてギネス認定を受け、オープン当初の入場申し込みが殺到した東京都墨田区にある電波塔、東京スカイツリー。日高地方では由良中学校(前畑義一校長)の3年生55人がオープン3日目の24日の天望デッキ入場券をゲットしており、「ひょっとすると日高地方一番乗りでは?」と話題。
 オープン当初の天望デッキへの入場は3月下旬に予約を受け付け。初日正午入場の335倍をはじめ当選確率は平均6・1倍(22日~31日まで)の狭き門で、人より早く入場したくても運がなければ実現しない。
 由良中生徒は修学旅行で訪問し、天望デッキに上る。学校では「旅行社が申し込んで当たったのですが、学校としてもオープンに合わせて修学旅行を例年より1週間遅らせたかいがありました。生徒たちは本当に楽しみにしており、最高の思い出になりそうです」と、してやったり。ただ、「スカイツリーのあと東京タワーに行きます。子どもたちには『順番が逆の方が感動するのに...』といわれています」と、外れた人からすれば少しぜいたくな話もあるという。