全日本少年サッカー大会紀南ブロック予選は13日、全日程が終了した。最終日は上富田スポーツセンターで代表決定戦が行われ、日高地方から美浜ジュニアと御坊キックマンの2チームがブロック優勝。美浜は地元対決で塩屋ジュニアを下し、御坊はすさみ(東牟婁)を接戦で破った。両チームは6月9・10日に上富田で行われる県大会に参戦し、全国大会(優勝)出場を目指す。
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ブロック優勝した美浜㊤と御坊キックマンのメンバー
 紀南予選は、 海南市以南の39チームが8グループに分かれて予選リーグを行い、 各上位2チームの16チームが代表決定戦に進み、 勝者が県大会に出場できる。 4月中に予選リーグを終え、 この日は代表決定戦が行われた。
 美浜は塩屋と対戦。 前半7分に美浜が右サイドからのクロスを落ち着いて決めて勢いに乗ると、 9分、 14分にも加点し前半を3―0で折り返し。 後半も2得点して5―1で勝利した。 塩屋は後半5分にゴールネットを揺らしたが、 その後は決め切れなかった。
 御坊はすさみと激突。 前半から再三にわたってゴールを脅かしたが、 決定力を欠いて0―0のまま前半終了。 後半もボールを支配しながら決め切れなかったが、 終了3分前にようやくゴールを奪い、 1―0で逃げ切った。 美浜の北村泰之コーチは 「先週のスポ少予選を突破していい流れで臨めた。 新人戦は県で準優勝だったので、 今回は優勝して全国大会に行けるように頑張る」 とやる気満々。 御坊の梅本昌照監督は 「きょうはいつものようにボールを動かせなかったので、 今後修正していきたい。 県大会ではいい経験を積んできたい」 と話している。
 日高勢では、サザンクロスも決定戦でバレンティア(海南)と対戦したが、1―2で惜敗した。美浜と御坊のメンバーは次の皆さん。
 美浜=山下明美(監督)、土屋実、北村泰之(以上コーチ)、芝﨑駿輔、山下漠斗、平野真弥、寺井幸季、東直季、岡本昌浩、森本晃仁、出口瑠人、松本爽生、森駿介、森蔭斗生、加納空斗、中翔摩、小川海智、大原翔太▽御坊キックマン=梅本昌照(監督)、久堀裕也(コーチ)、山本敬悟、久堀紘暉、笠松和真、松本修造、山本章悟、岡本勇真、中本凛、東賢伸、西本伊吹、保田智也、佐藤瑠威、久堀聡之、山口瑛己、川合七星