紀央館高校(栗本恵司校長)は4月から、学校から保護者らに情報提供するメール一斉配信システムを導入した。
 メールは、学校側からの一方通行で、対象は同校の生徒、保護者、職員。パソコンや携帯電話、スマートフォンなど全てに対応している。自然災害などの不測の事態に対する同校からの情報提供や緊急連絡などが目的。学校やPTAからの連絡の文書が生徒から保護者まで届かないことがあり、メール配信を導入することで保護者は生徒が連絡の文書をもらっていることも分かる。
 日高地方の県立高校では初めて。9日の始業式で2、3年生の登録を開始し、10日の入学式の後、1年生の登録も始めている。