5月8日告示、13日投開票の由良町長選で、独走ムードが強まる現職の畑中雅央氏(67)=1期目=が4日、2期目の公約を発表した。
 スローガンは「ふるさとに誇りと活力を」。柱に①健やかで生きがいをもって暮らせる町づくり②安全で住みやすい町づくり③人を育み思いやりの心を育てる町づくり④人・もの・情報の行き交う町づくり⑤個性と活力に溢れる地域産業づくりを掲げ、②で東南海・南海地震対策の強化・充実、①で子どもの育成支援へ向けた統合保育所の整備を盛り込んだ。防災については全町民が20分から25分以内に10㍍以上の高さ、時間に余裕があればさらに高く逃げられるよう避難路や津波一時避難場所を整備し、保育所については26年4月をめどに統合して0歳児保育も実施。「安全・安心を充実させていく。ほか由良港湾や三尾川―白崎間、衣奈トンネルを含む門前―衣奈間、吹井―江ノ駒間道路の整備といった時間を要する課題の解決に努めたい」と訴えている。