平成24年度県立高校入試一般選抜(スポーツ推薦含む)が12日に各校で一斉に行われ、南部龍神分校を含む日高地方10学科では、定員717人に対して657人が受験。平均競争率は0・92倍となった。合格発表は21日に各試験会場で掲示される。(8~10面に国語、社会、数学3教科の問題と解答速報)
 出願に対して日高定時制普通で1人が欠席し、10学科で最も倍率が高いのは紀央館工業技術の1・20倍。定員40人に対して48人が受験し、8人オーバーとなった。全日制普通科では日高が1・05倍、紀央館が1・04倍、南部が1・00倍。定員割れは日高中津普通、南部の生産技術、園芸、服飾デザイン、南部龍神普通、日高定時制普通の6科だった。
 この日、受験生は緊張した面持ちで試験開始を待っていた。中学校教諭らに見守られて午前9時に入場。注意事項を聞き、9時25分から国語、社会、数学、理科、外国語の順(各50分)で試験を受けた。翌13日は日高中津の普通、南部の生産技術、園芸、日高定時制の普通で面接や作文が行われる。
 合否は学力テストの結果、調査書、面接・実技(一部学科のみ)で判定される(割合は学科により異なる)。追募集の出願受け付けは26日、学力検査は28日、合格発表は30日(表中、紀央館普通科の出願者数はスポーツ推薦含む、南部龍神普通科の定員は特別選抜内定者分を除く)。