日本共産党和歌山県委員会は9日、 次期衆院選和歌山3区に新人で党県副委員長の原矢寸久氏(60)を公認候補として擁立することを決めた。
 原氏は白浜町出身・在住。 県立熊野高校卒業後、 立命館大学文学部に進み、 在学中の昭和46年に日本共産党に入党。 大学中退後は西牟婁地区委員長や南地区委員長、 昨年から県委員会副委員長を務めている。国政には、平成8年に衆院選和歌山3区に出馬し1万8155票を獲得したほか、 参院選にも4回立候補している。 今回の出馬に際し、 消費税増税反対や第一次産業の振興などを訴えている。
 3区には幸福実現党新人の山下順正氏 (53) が立候補を表明しているほか、 自民党の現職二階俊博氏 (73)、 民主党現職の玉置公良氏 (57)=比例近畿=の両氏も出馬すると見られている。