まだまだ寒い日が続いているが、あと数週間もすれば暖かい春がやってくる。過ごしやすい季節になる一方で、花粉症の人にとっては喜んではいられないだろう。筆者も数年前までは花粉症とは無縁だったのだが、おととしから春が来るたびに鼻がむずむずして目がかゆくなりだし、昨年は完全に花粉症の症状に悩まされた。飲み薬、目薬、鼻にシュッとする薬、鼻の穴の周りに塗る薬など、薬局でありとあらゆる商品を試した。ものによってはもうろうとして仕事ができないくらい眠気がするのもあり、自分にあったものを探すためにかなりの出費にもなった。
 日本気象協会によるとことし春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、ほとんどの地域で例年並みか例年よりやや少ないという。花粉の飛散量は夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高くて日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散量は多くなる。昨年は6、7月の気温が高かったが、8月は平年並みで、降水量も平年並み。そのため花粉の飛散量が多かった昨年の春に比べると30~70%になるという。とはいってもことしも徐々に飛び始めており、周りでは症状が出始めている人も出てきた。
 花粉症対策としては、動物性タンパク質やお酒、タバコ、香辛料を控えるなどの食生活改善、マスクをするなどの方法はあるが、重症化を避けるためには早めの病院での治療が効果的。本格的な飛散も間近となっているなか、すでに花粉症とわかっている人は、すぐにでも耳鼻科などで薬剤を処方してもらい、症状軽減に努めよう。筆者もさっそくいってみようと思う。  (城)