「コニタン」の愛称で親しまれている田辺市出身の俳優、小西博之さん(52)がみなべ町芝のみなべ自動車学校で大型2輪車の免許を取得した。そのきっかけとなったのが子どもの頃に好きだったという仮面ライダー。「大きな単車に乗ってさっそうと登場する姿がカッコよかった。中型免許は持っているものの、1ランク上を取りたいと思った」という。
取材で直接お話を伺ってみると、50歳代には見えないぐらい若々しい。目が生き生きと輝いていたし、少年のような笑顔も見せる。「バイクは楽しいですよ。一度挑戦してみてはどうですか」とニッコリと笑う。何かにチャレンジすることで達成感が得られる。それが若さを保つ秘訣かもしれない。
誰でも子どもの頃には憧れや夢を持っていた。しかし年齢を重ねると、大半がその夢をあきらめてしまう。確かに「アニメのヒーローになりたい」というような夢は実現不可能だが、可能な夢であっても途中で「自分には無理だった」と大した努力もせずにいままで過ごしてきたという人が多いのではなかろうか。筆者も小学生の頃、将来の夢について「海が好きなので船長になりたい」というような作文を書いた覚えがある。大人になっても船に乗ると気持ちがわくわくする。10年ほど前に小型船舶の免許を取得した経験があるが、それっきりで終わらせているのが現実だ。
ことしもあと3日で1年が終わる。節目の時を迎えることになり、また1つ年齢を重ねる。しかし、小西さんのように少年時代の夢を追い続けることで気持ちが若返る。来年こそは何かに挑戦するという目標を持った1年を送りたいと思う。 (雄)

