スポーツに打ち込んでいる人の取材。一生懸命に頑張っている人たちからは、いろんな教訓も得られる。この1年間もさまざまな選手や指導者に話を伺うことができた。
 弓道で見事日本一になった男子高校生。「ほとんどの人が高校生になってから始めるスポーツ。スタートラインが一緒で、目指そうと思えばとことん上を目指せると思って頑張ってきました」。平日4時間、休日なら8時間も練習に打ち込み、才能ではなく努力で栄冠をつかんだと胸を張っていた。入部2年半の間に得たものはたくさんあり、「礼儀」と「切っても切れない仲間」はこれからの人生にも役立つと充実感いっぱい。さらに「まだまだやりたいことがある。大学で日本一、それに将来は警察官になりたい。弓道にも一生携わっていきたい」と目を輝かせていたのが印象的だった。
 高校女子ホッケー部の指導者は「成せば成る」という言葉を大切にしている。高校生時代、決してスーパースターではなかったが、全国大会に3回も出場。2年春の選抜大会ではベスト8入りを果たした。当時の指導者の指示で地道にコツコツと基本練習を繰り返し、「できないことができるようになった。難しいことでも時間をかければできるようになり、同時に達成感を味わい、粘り強さも備わったと思う」。目標を定め、あきらめずに汗を流せば結果はついてくる、そんな自身の体験を生徒たちにも伝えていっている。
 仕事がうまくいかなかったりした時、取材した人たちの言葉を思い浮かべると突破口が見つかり、またやる気が出る。さまざまなインタビューの模様は本紙も一部担当している県の和歌山国体HP内、応援メッセージコーナーで紹介中。ぜひ見てもらいたい。
       (賀)