台風12号被害者の会(仮称)準備会のメンバーが31日、日高川町役場を訪れ、玉置俊久町長に対し、椿山ダムを管理する県に町民への説明会開催を要請するよう求めた。
 準備会は前日の30日に発足。 二度と今回のような被害が起こらないよう原因究明することを目的に被害者の会設立を目指している。 現在13人で、 今後、賛同者を募っていく方針。
 
 この日はメンバー4人が訪れ、 「家は壊れ、生活必需品などが押し流され生活できない状態。ダム放流に問題があったのではないか。 本来なら県が町に対して説明の場を設けるべきで、 住民としても聞きたい。 そんな場を作っていただきたい」 と要望。 これに対し玉置町長は 「これまでも県に対して説明するよう働きかけている。 再度、 伝えます」 と回答した。