寒冷前線の雨雲が活発化した影響で、14日から15日にかけて日高地方でも強い雨に見舞われ、日高川町や印南町、みなべ町では大雨警報が発令された。
 和歌山地方気象台によると、14日午後2時の降り始めから15日午前9時までに川辺で90㍉の雨量を観測しており、日高川町高津尾地内で日高川の水位が上昇したため、県道たかの金屋線が通行止めとなったが、幸いほかに大きな被害はなかった。
 県内では那智勝浦町が856世帯に避難準備情報を発令した。和歌山地方気象台は、16日は回復に向かうと予測しているが、引き続き土砂災害などに注意を呼びかけている。