台風12号による豪雨で路肩が崩落した由良町内の県道衣奈―門前間が復旧し、通行制限が解除された。特に衣奈地区の住民にとっては生活、通勤に使われる道路。しかし、通れるようになっても迂回路を使っていた人がいたようだ。
この県道が通れなくなった当日は、衣奈―吹井・江ノ駒間の町道が崩土、小引―大引間が高潮で通行止めとなり、衣奈から役場がある由良地区や御坊市方面へ行くのに広川町を回ったという。すぐに衣奈―吹井・江ノ駒間は相互片側通行になったが、誰が言ったか「県道はまだまだ」。数日後に現場を見に行くと、衣奈側からは町道との交差点、門前側からは興国寺から少し行ったところに立てられていたバリケードがなくなっていた。通行制限がされていた個所は衣奈トンネルを含む狭小な道路。まだ通れないのにバリケードだけがなくなっていたとすれば、進んでバックで戻る自信はない。筆者同様、何人かの住民がそう思ったそうだ。
4日の水害時、日高川町和佐の自宅に設置されている個別受信機から流れる町内放送で目が覚め、たまたま行った実家のトイレで町長肉声の緊急放送が聞こえた。「すぐ逃げてください」。自宅は高台、家を出て近所を見に行くと、消防団員が一軒一軒に避難を促し、民家には明かりがともり、慌しく人や車が走っていた。放送が遅かったという声もあるようだが、一定の成果はあったように思う。
バリケードがなくなった=(イコール)通行制限の解除。伝える必要がある情報だ。町内放送を含めて情報の提供は大事な住民サービス。由良町は来月から広報誌を毎月発行するが、住民のニーズに合った充実した内容にしてほしい。 (笑)

