夏休みに入ってから、日高地方のいたるところで県外ナンバーの車をよく見るようになった。里帰りや海水浴などだろうが、県外ナンバーが多いとマナー面で気になることもあるが、地域がにぎわっている感じもする。高速道路も有田~海南間が、5月までに上り下りとも2車線化したことで大分走りやすくなった。筆者は由良に住んでおり大阪方面へ向かうときは有田ICや広川ICから乗るが、以前は有田~海南間のトンネル渋滞が嫌で朝早く出発したり、遅くなれば外出自体を止めたりしていたが、いまでは時間を気にせずスイスイ走ることができる。
 すっかり和歌山の渋滞は解消されたものと思っていたが、そうではない。国道にある高速道路情報の電光板には、北向きでも御坊から広川くらいまで渋滞の文字。これまでの渋滞の原因は長峰トンネルなど3つのトンネルが長いことや狭いこと、微妙に上り坂になっていることなどといろいろ言われていたが、あまり関係なかったようで、渋滞の場所が移動しただけのようだ。
 6月19日の高速道路休日1000円制度の廃止の影響も、ありがたいことにあまりなく、観光客数に大きな変化はみられていない模様。計算してみると大阪市内から来る場合、1000円制度があっても片道550円、往復で1100円程度しか安くなっていないので、もともと他地域と比べて恩恵が少なかったとも言える。
 いずれにしても渋滞は解消されておらず、「和歌山=渋滞」のイメージが付けば、今後の観光をPRしていくうえでもマイナスになる。有田より南区間の、早期4車線化を望みたい。  (城)