春の高校バレーの愛称で親しまれている第79回全日本バレーボール高校選手権大会県予選の決勝戦が3日、和歌山市のこうふくホーム和歌山アリーナ(県立体育館)で行われ、女子の部の日高が開智と対戦。大応援団の声援の後押しを受けて、王者相手に善戦したが、0―3のストレートで敗れ、35年ぶりの全国大会出場はならなかった。

日高は第1セット、いきなり3連続ポイントを奪われたが、上野、白井のダブルエースのスパイクや火縄のスパイクサーブなどの攻撃が冴え、11―11に追いつくなど序盤は互角の勝負。中盤からじわじわと差を開けられ、16―25で先取を許した。第2セットも序盤はシーソーゲーム。相手の攻撃を何度もレシーブしてラリーに持ち込むなど見せ場を作ったが、12―25と2セット連続で落とすと、第3セットは勢いに乗る開智の攻撃を止めきれず、10―25で力尽きた。
目標だった全国は逃したものの、粘り強いレシーブで長いラリーに持ち込むなど、点差以上に内容の濃い試合展開を演じ、見せ場たっぷりのプレーで会場を沸かせた。応援団の声援、セットの合間の男子生徒のコートでのパフォーマンスでも盛り上げた。
辻本栄喜監督は、「開智の高いディフェンスにリズムをつかみ切れなかったが、選手たちは本当に最後までよく戦った。独特の雰囲気がある決勝の舞台での経験を新チームに生かしていきたい」。火縄友基主将(3年)は「悔しい。苦しい場面で決め切れなかった。ただ、決勝の舞台で全力で、最後まで楽しくプレーできたのはよかった。新チームにリベンジを託したい」と話した。
日高のメンバーは次の皆さん。
辻本栄喜(監督)、龍神秀夫、楠山実季(以上コーチ)、橋本夏寧、阪本要月、宮井莉子(以上マネジャー)、火縄友基、坂口心莉、瀧本優花、谷口陽南、上野莉胡、白井稟子、猪原曖莉、川瀬有紗、仲理莉華、西真梨絵、小路のどか、鈴川唯月、龍田依織、成田絢香、平野倫皐、東柚香、鈴木心菜、川瀬柚羽


