保育所に通う6歳と4歳の娘。けんかが日常茶飯事の送り迎えの車中、後部座席で前が見やすい助手席側の取り合いがあり、姉のジュニアシートと妹のチャイルドシートを付け替えた。別の日、姉は体が専用ベルトでがっちりホールドされるチャイルドシート、妹は車のシートベルトを使う憧れのジュニアシートに入れ替え。2人とも自分で着脱でき、走行中は外さない。

 先日、警察庁が重大な交通事故から子どもの命を守るため、ジュニアシートを含むチャイルドシートの使用基準拡大に向けて本格的な検討に入った、との報道があった。道路交通法で6歳未満の「幼児」としている着用義務の範囲を広げ、身長が低い13歳未満も対象とすることが想定されるという。

 6歳以上でも身長が低い児童がシートベルトを着用すると、胸骨や腰骨といった正しい位置にベルトがかからず、事故の衝撃で首や腹部に食い込んで危険なケースも。日本自動車連盟(JAF)はチャイルドシート使用が推奨される子どもの身長の目安を「1㍍50未満」としている。

 チャイルドシートは適正に使用すれば、死亡のリスクを下げる効果がある。警察庁が昨年までの過去5年間に発生した幼児が同乗する車の事故を分析した結果、チャイルドシートを使用していなかった幼児の致死率は、適正に使用していた幼児の約5倍。使用していても、取り付け固定が不十分だったり、正しく座らせなかったりした場合は、事故時にシートベルトから分離してしまったり、幼児が飛び出してしまったり、本来の機能が発揮できないことがある。事故の被害から子どもを守るため、チャイルドシートの使用は大人の責任である。(笑)