みなべ町内のクビアカによる被害を受けた園地の木を確認する世耕氏

 世耕弘成衆議院議員は2日、クビアカツヤカミキリ被害が出ているみなべ町の園地を視察し、生産者の切実な声も聞き、全力で支援することを約束した。

 生産者や町、JA、商工会、世耕氏後援会メンバーら約30人が案内。園地では被害を受けた木から幼虫を掘り取りした跡などを確認した。雨が強くなったことから清川球場に移動して参加者と意見交換。生産者からは「幼虫を掘り取る作業は大変なので、穴に入れるだけで済む薬剤の開発をお願いしたい」「農家としては簡単に木を切りたくないのが本音。農家がためらうことなく伐採できるよう、思い切った補償をしてほしい。早期対策にもつながる」などという声のほか、農薬の散布回数制限の緩和、薬代への補助など具体的な要望もたくさん出た。

 世耕氏は「現場を見て被害の深刻さを痛感した。農家だけの問題ではなく、地域全体で取り組まなければならない。所有者の分からない遊休農地などは行政代執行を進めたり、どこでどんな被害が出ているか行政主導で共有できるようにすることも必要。桜には散布できる強力な消毒を梅にも適用できるかも関係省庁に働きかけたい。きょういただいた皆さんの声は必ず対策に反映させる」と表情を引き締めた。