みなべ町の南部高校敷地内に設置されているリードクライミングとボルダリング施設をもっと多くの人に使ってもらおうと、運営する同町や田辺市の愛好家でつくるMINAKABE(新田浩司会長)が今月、無料で一般に開放している。これまでは月1回程度の一般開放だったが、先月からMINAKABEが新たに運営することになり、日曜を除く毎日夜間、誰でも楽しめる環境を整えた。

高さ15㍍あるリードクライミング施設を誰でも楽しめるよう無料開放中

 南部高校の屋外には、2015わかやま国体のために整備されたリードクライミング施設と併設の屋内ボルダリング施設がある。国体終了後は和歌山市のNPO法人壁ん(ぺきん)原人が管理運営していたが、今年9月からは旧清川中体育館ボルダリング施設を利用していたメンバーが中心となって引き継ぎ、ボランティアで運営する有志グループとしてMINAKABEを発足させた。リードクライミングに挑戦できる施設は県内では和歌山市と南高だけで、せっかくある貴重な施設を多くの人に楽しんでもらいたいと、メンバーが協力して、広く一般開放することにした。

 リードクライミングはロープで安全確保しながら登る高さを競うスポーツ。高さは15㍍あり、難易度別に登れるコースを設けているほか、傾斜の角度を変えることも可能で、初心者から熟練者まで楽しめるのが特徴。クライミング施設に併設する形で、屋内ボルダリング施設もあり、小さい子どもも体験できる。南部高校では「今まで活用できていなかった壁をMINAKABEさんが活用してくれてうれしい」と喜んでいる。

 無料期間は今月末までで、11月からはビジターが一日500円(中学生以下と南部高校生は無料、保護者同伴や同意が必要)、一般会員は年会費6000円、月1500円で何度でも利用できる。時間は月~土曜午後7時から10時まで。予約不要。今月31日開催のあきんどカーニバルでも開放し、体験できる。

 MINAKABE副会長の和田雄大さん(44)=田辺市=は「リードクライミングの面白さをぜひ体験してほしい。ボルダリングもできるので、清川へ来てくれていた人たちにも気軽に遊びに来てもらいたい」とPRしている。詳しい情報はインスタグラムで発信している。