心をサポートする方法を説明する中家さん

 美浜町の地域福祉センターで20日、心のサポーターとゲートキーパーの養成研修が行われ、町民15人が参加して学んだ。

 心のサポーター(愛称=ここサポ)はメンタルヘルスや精神疾患への正しい知識と理解を持ち、心の健康に問題を抱える家族や身の回りの人の話を親身になって聴く人。ゲートキーパーは悩んでいる人のサインに気づき声をかけ、話を聴き必要な支援につなげて見守る人。いずれも特別な資格は必要ない。

 御坊保健所の中家嘉章さん(精神保健福祉士)が講師を務め、心のサポーターでは役割や心の病気、回復について解説。サポートする方法として「心の不調に気づく」「声をかける」「話を聴く」「サポート手段を伝える・勧める」のステップを説明した。

 話を聴くには、まず自分の心の準備をして手を止めるなどし、否定せずにあるがままを聴くようアドバイス。うなずいたり、相手の言ったことをまとめて返したりといったテクニックを紹介しながら、「客観も大事だが、相手の感情を想像することも大切」と呼びかけ、参加者は2人一組で聴くワークも実践した。