
全国警察柔道選手権大会の団体戦が7日、東京の日本武道館で行われ、女子団体で日高川町小熊出身の嶋田光紗さん(24)が所属する大阪府警が見事、2連覇を飾った。試合は3人制で、軽量級の嶋田さんは先鋒としてリーグ戦の2試合に出場。千葉県警との初戦は引き分けたが、2戦目の徳島県警戦は寝技で鮮やかな一本勝ちを収め、チームに勢いをつける活躍をみせた。
嶋田さんは湯浅中、生光学園高(徳島市)を経て、大学は強豪校の明治国際医療大学(京都府)に進学。高校2年時は個人でインターハイベスト16、大学4年時は階級別5人制大会(全日本学生柔道優勝大会)で3位などの実績を残し、大阪府警では本部第一機動隊の一員として、日々、柔道のトレーニングと要人警護等の訓練に汗を流している。
全国警察柔道選手権は昨年に続き2回目の出場。3チームによるリーグ戦初戦の千葉戦は互いに技が出ず両者指導を受けたあと、その後も組み合わない相手が2個目の指導を受けたが、指導差が2個以上なければ勝敗基準とならないため結果は引き分け。続く中堅は一本負け、大将は一本勝ちで、チームとしても引き分けとなった。
負けられない徳島との2戦目は、背負いで体勢が崩れた相手の関節を決めて抑え込み、そのまま一本勝ち。中堅、大将も勝って3―0の完全勝利を収め、同じく徳島に3―0で勝利した千葉は一本勝ちが2人だったため、勝ちのポイント差で辛くもリーグ戦を突破した。
準決勝の兵庫戦は0―0、くじで中堅同士の試合となった代表戦も決着がつかず、最後は旗判定(3―0)で勝利。昨年と同じ警視庁との決勝も0―0で代表戦にもつれ込み、先鋒勝負となった一戦は嶋田さんに代わって出場した先輩の樋口美歩さんが、有効を取られながらも技ありを奪って、劇的な逆転勝利となった。
嶋田さんは9月1日に行われた個人戦にも出場したが、準々決勝で敗れ5位に終わり、惜しくも11月の講道館杯出場権(ベスト4以上)を逃した。今回の団体連覇には「去年より厳しい戦いが続きましたが、登録選手の4人と控え選手の2人、監督も含め、チーム全員で栄冠を勝ち取ることができ、すごくうれしいです」と話している。


