
11日に行われる日高川町三百瀬、紀道神社の秋祭りに向け、三百瀬若中(三原徹也筆頭年行司)が奉納するだんじり飾りが完成した。
毎年テーマを変えて制作し、今年は神社に祀られている紀道成(きのみちなり)の人形などを制作。道成は文武天皇から道成寺創設の命を受け、建設材料に使う楠の大木を筏で運んでいた際、筏が紀道神社近くの岩に当たり、増水にのまれて亡くなったとされている。里人たちは近くに小社を建てて霊を祭り、文武天皇が「紀道大明神」の神号を贈ったという。
だんじりの飾りは道成が筏に乗っている姿を表し、後ろには道成寺の仁王門や大蛇を取り付けた。高さは1・7㍍。9月中旬から若中が製作に取りかかり、9日までに完成した。
三原筆頭年行司(46)は「今年はだんじりが祭りで復活してちょうど50年。筏などが動くからくりも施しているので、ぜひ、大勢の皆さんに楽しんで見てもらいたい」と話している。


