「クビアカツヤカミキリ対策でいろんな手を打っていきたい」と宮﨑知事

 宮﨑泉知事は6日の定例会見で、2027年度の県重点施策と予算編成方針を発表。特定外来生物のクビアカツヤカミキリ対策、保育士不足解消、宇宙産業に関連する人材育成などに意欲を示した。

 今年度からスタートした新たな総合計画に基づき、人口減少・超高齢化社会、地球温暖化への対応に主眼を置いた対策を進めており、来年度はこれらの施策を着実に軌道に乗せるとともに、多様な人材の活躍と、力強い経済をつくる施策を強化すると説明。海外の活力を取り込む、人への投資を強化するなど6本柱の政策を引き続き推進していくとした。

 カミキリ対策については今月4日、被害が初確認されたみなべ町を自身が視察したことを報告し、「非常にショックを受けている。1年ほど前からすでに入っていたのではないかとも危惧され、まだ広がる可能性がある。国とも連携していろんな手を打っていきたい」。来年度の施策では市町村などへの支援を強化し、未発生地域での予防対策も新たに支援対象とするなど地域一体で対策を進めていく。保育士不足には人材確保に直結する地域限定保育士試験の導入、宇宙産業の人材育成では県内外の高等教育機関との連携などを盛り込んでいる。

 予算編成方針は、徹底した事業のスクラップアンドビルドと事業内容の見直しで持続可能な行財政運営を確保。総合計画アクションプランの新規施策については、来年度当初予算の部局マネジメント枠に5%のマイナスシーリングを適用し、これに伴い捻出した財源で「重点施策推進予算枠」を設け、別枠で予算要求を受け付ける。