経済関係に詳しくない筆者はこれまで、日銀がどうしたこうしたのニュースが大手新聞に掲載されていても、恥ずかしながら興味を持ったことはなかった。しかし先週、日銀が利上げという各紙一面トップの記事に胸がざわついた。以前にも行った利上げの影響であろう、変動タイプの住宅ローンの利子が恐ろしいほど上がっていた矢先、再びの利上げ報道だったからだ。しかもこの先も、利上げは続いていくだろうとの専門家の意見が大半で、一体どうなっていくのかという不安に支配されているのは筆者だけではないだろう。
住宅ローン15年目。初めは当然、月々の支払い額に占める利子の割合は高かったが、元金が減っていくにつれて利子の割合が減ってきて喜んでいた。2024年3月に日銀がマイナス金利政策を解除し、同年7月から段階的に政策金利を引き上げてきた。当初は住宅ローンの利子が上がっているのかどうかもさほど気にしていなかったが、最近になって送られてきたハガキを二度見するほど上昇。このままでは返済期間内に返し切れないのは必至だ。少し前に知人のファイナンシャルプランナーに相談した際、同じような悩みを持つ住宅ローン返済者はたくさんいると言っていた。今後、大きな問題となっていくのではないか。
新築を考えている、とくに若い世代にはより大きな負担となる。ただでさえ資材高騰で家を建てる値段自体が高くなっている上に、金利上昇のダブルパンチとなれば諦めてしまう人もいるかもしれない。利上げというが、地方にいて景気がよくなっていると実感できることはほとんどない。若い世代、現役世代の負担が減る施策はないものだろうか。(片)

