
印南町西ノ地に本社を置く精密研磨・試科研磨機メーカー、アイエムティー株式会社(森川俊介代表取締役)の自動研磨機「KIRIME300」がこのほど、CEマークを取得した。
CEマークは、ヨーロッパの27カ国が加盟するEU地域内で流通する製品の安全基準の統一化と安全性の確保を目的として、販売する製品に貼付が義務付けられるマーク。取得には第三者機関からの適合性評価を受ける必要がある。難易度は高く、日本の中小企業は地域の適合マークが必要ないアジアへ進出する傾向にある。
アイエムティーは精密研磨機等のメーカーとして、半導体や液晶業界などに大型の生産装置を供給している。CEマークを取得した自動研磨機「KIRIME300」は鉄や電子部品を研磨する機械。タッチパネルの操作や同時に6つの試料研磨が可能で、鉄鋼メーカーから高い評価を受けている。
他製品も順次取得していく予定で、ヨーロッパの自動車業界、鉄鋼業界、電機産業への本格的な展開を目指す。
森川代表は「日本には欧州のメーカーが多く参入しているが、CEマークを取得するには認定規格に対応する製品の改造や文書の準備、費用もかかり、欧州市場への参入障壁が高い。日本の企業が少ないヨーロッパの市場へこちらから売りにいこうと考えている」と話している。


