
県内の熊野牛子牛生産農家が飼養管理技術を競う熊野牛子牛共進会(県熊野牛協議会繁殖部会主催)が15日に田辺市で開かれ、雌牛の部で日高川町千津川の中川農園(中川裕行代表)の「しおり」号が初めて最優秀賞を受賞した。
生後7~9カ月の子牛が対象で、雌牛の部には13頭、去勢の部には18頭が出品。審査員らが体を触るなどして、今後の成長に必要な足腰の丈夫さや皮膚のゆとり、皮膚の栄養度などを確認し、将来の肉牛としての資質を審査した。各部門で最優秀、優秀二席、優秀三席を選出した。
「しおり」号は、中川さん(53)がなるべくストレスを与えないよう細心の注意を払って育ててきた。今回の受賞に「とれるとは思っていなかったのでうれしいです」と笑顔。中川さんは去勢の部や他の共進会で最優秀賞を受賞した経験があるが、今回の共進会の雌牛の部では初めてとなった。


