
人気演歌歌手の松原のぶえさんが13日、病気で急逝(享年65)したことを受け、亡くなる約1週間前の敬老会歌謡ショーで歌声を披露した日高川町や今後、同様の敬老会ステージを予定していた日高町や印南町の関係者の間で驚きと悲しみの声が広がっている。
日高川町は今月5日、交流センターで敬老会を開き、式典後の演芸ショーに松原さんが出演。おりも政夫さん、平山みきさん、劇団紀州とともに舞台に立ち、ヒット曲の「おんなの出船」や「下北半島哀愁路」など6曲を披露した。
衣装を着替えて登場した際は「きょうは黒い着物だから、ちょっとは細く見えるでしょ?」などとユーモアたっぷりのトークを交え、約350人の観客は迫力の歌声と楽しいおしゃべりに大満足。担当課の職員は「こちらへ来られた5日は終始お元気な様子で、ステージ前後も気さくに話していただき、笑顔がとても印象的でした。生の歌声は圧巻でしたし、(14日に)亡くなられたと聞いたときは、思わず『えぇっ…』と声を上げて絶句してしまいました。ご冥福をお祈りします」と話していた。
松原さんは18日に日高町の敬老会、21日には印南町の敬老会終了後のチャリティーコンサート(劇団紀州、いなみ応援隊主催・町社協後援)に出演する予定だったが、日高町は山本リンダさんへの変更が決まり、印南町は15日午前の時点で調整中となっている。


