
台風から変わった熱帯低気圧や前線の影響で8日は県内も大雨となり、日高地方でも夕方、1時間雨量が最大で70㍉を超える非常に激しい雨が降った。
県の観測情報によると、午後5時までの1時間に印南町の古井で72㍉、印南で68㍉、西ノ地で65㍉、日高川町の山野で61㍉を記録。午後5時ごろ、印南町と日高川町の川辺、中津にレベル4土砂災害危険警報が発表され、印南町は町内全域、日高川町は川辺、中津地区に警戒レベル4の避難指示を発令した。印南町では防災福祉センターに最大20人、日高川町では3カ所に最大14人が避難。また、印南町では一時、印南川でレベル4氾濫危険情報、切目川でレベル2氾濫注意情報が出された。
日高地方では6日午後の降り始めからの累積雨量(9日午前8時現在)が印南町の古井で300㍉を超え、ほか印南、みなべ、日高川町の一部で200㍉、ほかの4市町でも100㍉を超過。県などによると、これまでにけが人は確認されていないが、床下浸水が印南町印南原で2棟、落石が高野町で1カ所ほか、印南町で道路冠水が3カ所あり、日高川町田尻から下田原までの県道御坊中津線では土砂崩落で約3㌔が通行止めとなった。
8日の大雨は交通にも影響があり、JRきのくに線は御坊―紀伊田辺間で一時運転見合わせ。9日は運転が再開されている。

