御坊市を中心に活動する男女混合の社会人バレーボールチーム「RIOT(ライオット)」が企画した音楽と照明で試合を演出するストリートバレー「KII―X(キックス)」が、12月26日に御坊市立体育館で初めて開催される。単なるイベントで終わるのではなく、地域のクリエーターの新たな挑戦の場、関係人口の増加など、地方創生にもつながる取り組みとして注目されている。
ライオットは、2024年から毎月、御坊市立体育館を拠点に男女混合の社会人バレー大会「ライオット杯」を開催している。バレーを通じて人をつなぎ、挑戦できる場所をつくりたいと、ストリートバレーを企画した。
KIIは紀伊・和歌山、Xは人などの交差を表現。バレーボールと、DJ、MC、実況、音響、照明、映像、特殊演出を加えた体験型スポーツエンターテイメントで、試合を見るだけの大会ではなく、会場全体を楽しむイベントにする。選手にとっては普段の大会ではできない環境でプレーでき、観客は音楽や映像と一緒に観戦を楽しめる。バレーを知らない人も来場したくなる入り口作りや、御坊日高から全国へ発信できる映像コンテンツを生み出す考え。さらに、スポーツ、音楽、映像、照明などをツールとした地域の若者やクリエーターの挑戦の場、KII―Xをきっかけに御坊日高を知り、多くの人に何度も来てもらうことで関係人口の増加につなげるのも大きな目的だ。
大会としては、県内6地域の代表の社会人6チームが予選リーグと決勝トーナメントで優勝を争う。試合は4人制(男女2人ずつ)で、1セット8点先取、2セット先取マッチ。ブロックなし、男性はバックアタックなどの特別ルールで、スピード感あふれる試合展開も見どころ。
試合のほか、スパイクコンテストも行う。運営資金確保のクラウドファンディングをCAMPFIREで始めており、目標金額は50万円。返礼品はスパイクコンテストのボールが届く2階席の「着弾席」、KII―X限定Tシャツ、紀州鉄道とコラボした限定グッズなど。
ライオット代表の塩崎智哉さんは「キックスを一度きりのイベントで終わらせず、地域の若者が挑戦し、将来の仕事や雇用につながる仕組みをつくりたい。地域の若者にも御坊日高を知り、訪れ、継続的に関わってもらうことで、地方創生にもつなげていきたい」と話している。


