「人に見られている」という意識を持つことで、「良いところをみせたい」「評価されたい」という心理が働くとともに、緊張感が生まれ、よりよいパフォーマンスができるようになることがあるそうだ。意識し過ぎるとストレスや疲労につながり、逆効果になることもあるが、それ相応の立場や職に就く人は周囲の目を一定、意識すべきである。
先日、御坊市議会で約10年ぶりに日曜に一般質問が行われ、延べ77人が傍聴する中で、11人が登壇した。普段の定例会でこれほどの人数が質問に立つことはなく、やはり多くの人が見に来るので、張り切って質問をしたのだろう。今回、最も多かったのは防災関係の質問で、熊本地震や千葉豪雨を受けてあらためて自然災害に対する課題や対策をただしていた。ほかにも教育や物価高騰、人口減少問題など。中には議員側が提案を織り交ぜて、執行部から前向きな答弁を引き出すというやり取りもあり、ある意味、議員個々の発言力が垣間見えたとも言える。執行部側にしても通告があった質問に対して真摯(しんし)に回答。普段の議会でもそうしていることは重々承知しているが、サンデー議会ということで議員も執行部も事前にしっかり調査、準備し、いつも以上に論理的で質の高い質問や答弁が増えたのではないだろうか。議会の活性化や議員へのよい刺激としてサンデー議会の開催は良かったと思う。
来年1月には議会の定数を14から12に削減して初の選挙が行われる。現時点ですでに現職、新人合わせて16人が出馬を予定し、4人超過の激戦が予想されている。有権者の代表である自覚と責任をしっかり持った議員の当選を期待したい。(吉)


