第80回国民スポーツ大会少年女子6人制バレーボールの近畿ブロック大会が先月下旬、滋賀県トヨタアリーナで開催され、日高高校3年の上野莉胡選手と開智高校の庄司妃華(3年、南部中)、島倉紀ノ花(3年、南部中)、古屋結里華(2年、日高中)の3選手がメンバー入りする県代表が3位入賞。10月11日から青森県で開かれる本大会出場を決めた。県勢の本大会出場は予選がなかったわかやま国体以来12年ぶり。

大活躍を見せた日高の
上野選手
チームの主力として躍動した開智の3選
手(左から庄司、古屋、島倉選手)

 少年女子県代表は、6月の高校総体県予選を制した開智から11選手と、セレクションを経て上野選手を加えた12選手で構成。

 近畿予選は6府県が3枚の国スポ切符を争った。2組に分かれたリーグ戦では、京都に0―2(21―25、23―25)で惜敗したが、滋賀を2―0(25―17、25―17)で下し、2位通過で2日目の代表決定トーナメントへ進出。1回戦は大阪に0―2(14―25、24―26)で敗れたが、最後の1枚をかけた奈良との3位決定戦では2―1(25―23、21―25、25―21)で接戦を制した。県勢が近畿ブロック予選を勝ち抜くのは2011年の和歌山信愛主体チーム以来で、開智主体のチームとしては初めて。

 日高地方4選手とも全4試合にフルや途中出場し、チームの主力として躍動した。ミドルブロッカーの上野選手(身長169㌢)は奈良との大一番、第1セットの終盤から出場。センターからのオープン攻撃が冴えわたり、最終セットは18―19と追う展開の中、5本連続でスパイクを決めて逆転、突き放すと、25点目もスパイクを決め、チームを国スポに導く大活躍を見せた。「開智の選手ともうまくコミュニケーションできた。初日は初めてのコートに戸惑いもあったが、慣れてくると自分の持ち味であるオープン攻撃を発揮できた。本大会では『和歌山にあんな選手がいたのか』と思われるようなプレーをしてきたい」とこぶしを握った。

 レフトの庄司選手(163㌢)とライトの島倉選手(169㌢)は全試合にフル出場。ともに堅実なレシーブとコースを狙ったスパイクを次々と決め、山尾綾甫監督から「ともに欠かせない存在」といわれる期待通りの活躍でチームの躍進を支えた。ミドルブロッカーの古屋選手(166㌢)も上野選手と入れ替わりでコートに入り、2年生ながら安定感のあるプレーで勝利に貢献した。庄司選手は「持ち味の幅のあるスパイクを決められた。全国の強豪にチャレンジできるいい機会なので、最後の春高にもつながるプレーをしたい」、島倉選手は「いいレシーブをすることができた。全国相手に攻撃やブロックが通用できるように頑張りたい」、古屋選手は「常に攻めの姿勢でプレーしたい」と初の国スポを楽しみにしている。