
宮﨑泉知事は26日会見し、ホテル・不動産開発などを手掛ける霞ケ関キャピタル(東京)が和歌山市の和歌山マリーナシティ株式会社を買収したことに歓迎の意を示すとともに、周辺一帯のさらなるリゾート開発に意欲をみせた。
人工島のマリーナシティには現在、テーマパークのポルトヨーロッパや黒潮市場、ホテルなどがあり、キャピタルは既存の施設を含む複合リゾートの運営に事業領域を広げていく方針。開発の規模や日程は明らかになっていない。
宮﨑知事はマリーナシティ買収の所感を問われ、「ホテル運営の実績やいろんな投資をされている会社だと聞いている。観光振興の中心になる形で引っ張ってほしい」と期待。マリーナシティでは過去にリゾート博が行われ、IR誘致の話があったことなども振り返り、「(仮に)キャピタルさんがIRを引っ張ってきたいというのであれば協力したい」とし、キャピタルの今後の計画を聞きながらともに歩み、「一大リゾート地にしたい」と述べた。
IRについては県がマリーナシティへの誘致を進めていたが、2022年4月の県議会で区域整備計画が否決され、白紙撤回となった経緯がある。宮﨑知事はIRに対して経済活性化の可能性がある半面、ギャンブル依存症増加の懸念もあるとして誘致に慎重な姿勢をみせ、昨年12月の県議会一般質問などの場で「さまざまな機会を通じて県民の意見を聞きながらしかるべき時期に判断したい」と答弁している。


