
新米の価格が注目される中、日高地方で早くも秋の風物詩の稲刈りが始まった。
早場米の栽培が盛んな日高町志賀地区では19日、地元農家の尾﨑雅彦さん(73)が稲刈りを開始。3日間かけて、約60㌃のキヌヒカリを刈り取るという。
昨年の新米の価格は60㌔約3万円と高騰したが、農水省が発表した今年6月末の全国のコメの民間在庫量は過去最高。農家からは「今年は去年のような価格が期待できない」「去年の反動で価格が下がりそう」などと心配する声もある。
JAによると、収穫量は平年並みを見込んでいるが、高温障害による品質低下が懸念されているという。
JAわかやま紀州地域本部管内の作付け品種はにじのきらめき(約5割)、キヌヒカリ(約4割)、きぬむすめ(約1割)で、近年は高温に強いにじのきらめきの生産が増えている。
稲刈りは9月中旬にピークを迎え、10月上旬まで続く。


