夏の夜空を彩る大輪の花火だが、今年は静岡県伊東市で打ち上げた花火の一部が観覧エリアに落下したり、山形県鶴岡市では花火が地面近くで爆発したりし、けが人が出る事故のニュースが多い気がする。一方で手持ち花火による火災も。兵庫県姫路市では16~17歳の女子高校生4人が手持ち花火をしていたところ、河川敷の草に火が付き、水をかけて消そうとしたが燃え広がったため110番したが、雑草約150平方㍍を焼いている。
先日、家族で手持ち花火をした。といっても、筆者は動物や高いところと同じように花火が苦手。やけどをした記憶はないが、手に持つのに恐怖心があり、先を上に向けたり、火に近づいたりする子どもを注意しながら、離れて見ていた。
国民生活センターが公表している医療機関ネットワークのデータによると、2018年度から22年度までの5年間で、花火遊びでやけどをしたという情報が60件。年齢別では1~6歳が82%、特にに1~3歳が57%で半数以上を占めた。花火が当たったり、足に落ちたりしたケースが5割、花火に触ったり握ったりしたケースが4割。なかには着衣への着火を伴っていた事例もあったという。
子どもたちの花火による火災やけがを防ごうと、御坊市消防が毎年、市内で幼保の幼年消防クラブを対象に行っている花火教室。園児は「大人と一緒に遊びましょう」「水の入ったバケツを用意する」「風が強いときはやめる」「花火を人や家に向けたり、燃えやすいもののある場所で遊ばない」といった約束を教わる。その後、実践で勉強。きれいな花火を見つめる笑顔がくずれないよう、大人も約束を守って楽しく遊ぼう。安全が第一である。(笑)


